自己測定(相互利用)
利用資格試験(ライセンス試験)
自己測定で利用するには、利用資格試験に合格する必要があります。対応しているのは、溶液NMRのみとなります(固体NMRは技術相談から対応してください)。
学内利用者は、こちらの専用のフォームからお申込みできます。ただし、このフォームの空き情報は担当者の予定であり、装置の予約が埋まっていると予約できません。装置の空き状況も同時にご確認ください。
[簡易予約ページ: ECA500 ECX400 DRX500]
- 制限時間30分で、溶液1H NMR測定をお一人で行っていただきます。
- 利用資格は機種ごとに発行されます。別の機種の装置を使用するには、あらたに資格を取得する必要があります。
- 試験を受けるための基礎測定講習会は、利用資格を持ったユーザー(研究室メンバーなど)が担当者の代わりに実施できます。対応者がいない場合は、お申込みに応じて担当者が講習会を開催します。また、学内者は当センターの利用申請が済んでいれば、Teamsグループチャンネルから講習会の動画を視聴できます。詳細は講習案内のページをご覧ください。
- 試験は、学内者・学外者の区別なく受けられます。
- DRX500およびAVANCE III 600装置の利用資格を受けるには、原則として、ECA500(またはECX400)の利用資格が必要です。
- ECX400は、一般向けのTHプローブと拡散測定向けのGRプローブを1週間交代で使用しています。試験はTHプローブの利用期間でしか受けられませんので、ご予約の際はご注意ください。
利用資格の有効期限
- 利用資格の有効期限は、当該の半期(4月~9月または10月~3月)までです。ただし、9月または3月に受講した場合は、翌半期まで有効です。
- 半期中に少なくとも1回以上の利用があれば、自動的に利用資格は継続されます。また、利用頻度が多ければ、自動的に永続資格の取得ができます。
リンク
講習会
基礎測定講習会
- 案内ページはこちら。
- 講習のお申込みに応じて不定期で開催しています。
- 機種ごとの開催となります。
- 内容は、1H NMR、13C NMR、(COSY測定:ECA500のみ)となります。
特殊測定講習会
- 利用資格試験で利用が許可されるのは、溶液1H測定、溶液13C測定、室温~50℃までの温度可変測定です。それ以外の測定や設定については、個別対応となっています。必要に応じて講習会や技術相談を受けてください。利用資格試験が必要な測定(低温測定など)と、説明のみの測定がありますので、必ずご確認ください。
データ処理講習会
- データ処理については、アプリケーションのヘルプなどを参照してご利用ください。少し難しいデータ処理(2次元、緩和時間、構造解析など)については、個別に技術相談や講習会で対応しています。適宜ご相談ください。