材料系向けの顕微鏡の選択
材料系分野では、主に試料表面の観察と分析を目的として構成されています。構成によって試料表面の色、立体形状の観察や撮影、観察法やフィルターによる光学的な分析が可能です。
VK-X3000は、cmからμmオーダーまでの広い倍率での観察ができ、操作も容易なため、一般の材料表面の観察や立体形状の情報を得るための多くの用途に使用できます。センターでは、一般的な用途での自己測定はVK-X3000を使用可能です。デジタルマイクロスコープ Emspira 3と正立型光学顕微鏡 OPTIPHOT-2は、熟練した職員との相談によって、目的に応じた観察試料調製から光学フィルタなどによる観察等の応用解析を行っています。
白色干渉計付きレーザー顕微鏡 VK-X3000
用途、主な機能
一般的な固体試料表面の低倍率~高倍率の観察、解析
画像連結による広範囲測定
試料表面の形状、凹凸の測定(レーザー共焦点、白色干渉計等)
断面プロファイルや表面粗さ等の形状情報の取得
透過性塗膜の膜厚測定
使用例
デジタルマイクロスコープ Emspira 3
用途、主な機能
固体試料表面(反射照明)または薄片内部(透過照明)の低倍率~高倍率の観察、解析
光学フィルタによる試料の光学的な解析
※デジタルマイクロスコープ Emspira 3は、職員との相談の上解析を行っています。利用を希望する場合はセンター問い合わせフォームにご相談ください。
使用例
正立型光学顕微鏡 OPTIPHOT-2
用途、主な機能
固体試料表面(反射照明)または薄片内部(透過照明)の低倍率~高倍率の観察、解析
光学フィルタによる試料の光学的な解析
※デジタルマイクロスコープ Emspira 3は、職員との相談の上解析を行っています。利用を希望する場合はセンター問い合わせフォームにご相談ください。
使用例
- センター年報表紙(第29号)[ポリエチレンテレフタラート(PET)組織の可視化](公開予定)