概要
物質に光を当てたとき、散乱光のごく一部に波長の異なる光が発生します。この現象をラマン散乱といい、ラマン分光では、レーザーによる単色光を当てて散乱光を測定することによりラマンスペクトルを得ます。ラマンスペクトルは、原子の振動(ばね運動に相当)によって周波数が変わるため、原子の質量と原子間の結合力に依存したラマンバンドが得られ、試料に含まれる結合や分子の解析をすることができます。
機器名
Raman Microscope
メーカー
レニショー(RENISHAW)
型式
inVia reflex
利用目的
材料、有機化合物の定性・定量、天然物・微生物などの分析、異物分析など
担当
髙梨
連絡先
物質に光を当てたとき、散乱光のごく一部に波長の異なる光が発生します。この現象をラマン散乱といい、ラマン分光では、レーザーによる単色光を当てて散乱光を測定することによりラマンスペクトルを得ます。ラマンスペクトルは、原子の振動(ばね運動に相当)によって周波数が変わるため、原子の質量と原子間の結合力に依存したラマンバンドが得られ、試料に含まれる結合や分子の解析をすることができます。
学内・学外問わず、ご利用いただけます。
利用資格の取得が必要で、取得するには以下の条件が必要です。
依頼相談は、機器担当者にお問い合わせ下さい。学内者はなるべく自己測定での対応をお願いしています。
大学連携NWにログインしていない状態で、以下のアドレスにアクセスしてください。
自己測定でご利用いただくには、利用講習の受講が必要となります。
お問い合わせフォームより担当者に申請ください。その際は、装置名と、測定試料に関する情報、決まっていれば測定法、希望するおよその日程、装置の紹介ページに目を通したことを併せてご連絡ください。ご希望いただいだ日程で行えないようなら、対応可能日程をお知らせするので、日程調整を行います。
講習はお持ちいただいた試料を測定しながら行い、2時間程度となります。
講習には、以下のものをお持ちください。
この装置の測定データとして保存できるファイルの種類は、測定アプリケーションであるWiREネイティブの *.wdf ファイルと、スペクトルデータとして標準的となっているギャラクティック *.spc ファイル、エクセルなどでもインポートできる *.txt が可能です。
*.spcは多くのアプリケーションで対応していますが、*.wdfは「Spectragryph」というフリーで使えるアプリケーションで読み込めることを確認しています。
ラマン raman 分子振動 光学フォノン フォトルミネッセンス G/D比