概要
顕微鏡観察の際に断面を得る必要がある場合、第一に思い浮かべるのは、試料を切断して断面を出した後に、研磨剤による物理研磨を行う方法でしょう。この方法は一般的には優れた方法ですが、研磨をすることで構造が崩れてしまう試料では別の方法を検討する必要があります。
クロスセクションポリッシャーでの研磨は、試料に物理的な力をかけずに、アルゴンイオンビームによる研磨を行うため、崩れやすい断面を研磨するのに適しています。
研磨には3時間から1日程度時間がかかります。
機器名
クロスセクションポリッシャ
メーカー
日本電子
型式
IB-09010CP
利用目的
断面作成
連絡先
顕微鏡観察の際に断面を得る必要がある場合、第一に思い浮かべるのは、試料を切断して断面を出した後に、研磨剤による物理研磨を行う方法でしょう。この方法は一般的には優れた方法ですが、研磨をすることで構造が崩れてしまう試料では別の方法を検討する必要があります。
クロスセクションポリッシャーでの研磨は、試料に物理的な力をかけずに、アルゴンイオンビームによる研磨を行うため、崩れやすい断面を研磨するのに適しています。
研磨には3時間から1日程度時間がかかります。
試料サイズ:幅12mm以内, 高さ3mm以内, 奥行10mm以内(ただし、高さよりも幅や奥行きが小さくないこと)
研磨範囲:おおむね0.5mm(研磨時間による)
学内・学外問わず、ご利用いただけます。
講習会の受講が必要です。
依頼相談は、機器担当者にお問い合わせ下さい。学内者はなるべく自己測定での対応をお願いします。
大学連携NWにログインしていない状態で、以下のアドレスにアクセスしてください。
試料のセットと研磨開始に1時間、試料の回収に30分程度の講習を行います。